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東京でインドアゴルフを探し始めると、駅ごとにいくつも候補が出てきて、どこを選べばいいのか分からなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。月2万円弱の通い放題チェーンもあれば、50分3,000円ほどで単発利用できる個人スタジオもあり、そもそも料金の仕組みからバラバラです。
ただ、選び方は意外とシンプルです。「月に何回通うか」と「レッスンが要るか」。この2つが決まると、候補は自然と絞れてきます。
この記事では、東京のインドアゴルフを料金体系ごとに整理して、会員にならずに単発で打てる都度払いの施設まで、公式サイトで確認した実額で紹介していきます。後半では、シミュレーターの数値との付き合い方も説明します。
まずは会員にならずに1回だけ打ってみたい、という方は、目次から「都度払い・ビジターOK」の章へ飛んで読んでみてください。
結論:東京のインドアゴルフは「通う頻度×レッスン」で選ぶ
月4回以上セルフ練習するなら月額の通い放題、月1〜2回なら都度払い、フォームから作り直したいならレッスン付き。東京のインドアゴルフは、この3分岐で選ぶと失敗しにくいです。
主なサービスを料金体系で並べると、次のようになります。
| サービス | 型 | 月額の目安(税込) | 都度利用 | レッスン | 営業時間 | 東京の店舗数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スマートゴルフ | 月額セルフ | 通い放題19,800円〜/月1回4,400円〜 | 不可 | オプション | 24時間が中心 | 139店 |
| FiT24インドアゴルフ | 月額セルフ | 13,200円〜(井草店の例) | 記載なし | なし(診断機あり) | 24時間 | 6店 |
| わたしのゴルフ | 月額レッスン付き | 6,980円〜(平日デイタイム) | 記載なし | 通い放題 | 24時間(セルフ利用) | 30店以上 |
| ゼンゴルフ | 月額レッスン付き | 14,300円〜+打席料550円(神楽坂店の例) | 店舗により休止中 | あり | 店舗による | 26店 |
| 個人系スタジオ各店 | 都度払い | ― | 50分2,500〜3,500円が中心 | 店舗による | 店舗による | 本文で6施設紹介 |
※料金はいずれも2026年8月13日に各公式サイトで確認したものです。プランや金額は店舗ごとに異なるため、最新の情報は各店舗のページで確認してください。
表を眺めるだけでは決め手に欠けるので、3つの判断軸を順番に見ていきます。
判断軸①:月に何回通えるか(損益分岐)
分かれ目は計算で出せます。都度払いの相場は、今回料金を確認できた6施設で50分2,500〜3,500円ほどでした。仮に1回3,300円とすると、FiT24(井草店の例で月13,200円)は月4回、スマートゴルフの通い放題(19,800円〜)は月6回で、都度払いより安くなる計算です。
つまり週1回以上通うつもりなら、月額のほうが得になりやすいです。逆に言えば、月1〜2回しか行けそうにない時期は、都度払いのほうが安く済む場合があります。
ここで1つ注意があります。スマートゴルフの回数プラン(月2回8,800円)は1回あたり4,400円で、都度払いの相場よりむしろ高めです。「回数プランなら安い」とは限らないので、自分の頻度で1回あたりの金額に割り戻してから決めるのがおすすめです。
判断軸②:レッスンが要るか
セルフ型は打席とシミュレーターを自由に使える代わりに、教わる仕組みは基本的にオプションか、そもそもありません。ラウンド経験があって、直したいところが自分で分かっている人向けです。
一方、これからフォームを作る段階なら、レッスン付きを選んだほうが遠回りしにくいです。レッスン付きの施設も、レッスンのない時間帯は打席を自由に使えるところが多く、「教わる日」と「1人で反復する日」を同じ月額の中で組み合わせられます。
判断軸③:打席のタイプ(個室・半個室・並び打席)
同じインドアでも、完全個室、仕切りだけの半個室、仕切りなしで打席が並ぶタイプがあります。人目を気にせず集中したい方や、初心者のうちは、個室・半個室のほうが気楽です。その分、料金は個室のほうが高くなる傾向があります。
見学や体験のときに、打席の仕切りがどうなっているかも合わせて見ておくと、入会後のギャップが減ります。
月額セルフ型:24時間の通い放題で練習量を確保する
週1回以上通うなら、月額セルフ型がいちばん安く練習量を確保しやすい型です。東京ではスマートゴルフとFiT24インドアゴルフが代表で、どちらも24時間・年中無休が基本です。
仕事の帰りが遅い方でも、深夜や早朝に打てるのがこの型の強みです。そのぶん無人の時間帯が中心になるので、操作や練習メニューは自分で組み立てることになります。
スマートゴルフ(SMART GOLF)
東京都内に139店舗と、この型では圧倒的に店舗が多いのがスマートゴルフです。全国では200店舗以上を展開しています。家か職場の近くに見つけやすい、という点がまず強みになります。
料金は通い放題のブロンズプランが月額19,800円(税込)から。月1回4,400円〜の回数プランもあります。プランの内容と料金は店舗ごとに異なるため、近くの店舗のページで確認してください。
レッスンはオプションで、AIによるフォーム診断と、60分のマンツーマンレッスン(対面・オンライン)が用意されています。セルフ型をベースに、必要なときだけ教わる、という使い方ができます。
なお、非会員のビジター利用はできません。公式のFAQでも会員制と明記されています。雰囲気を確かめたい場合は、無料体験から入るのが実質的な入口になります。
✓ 通い放題 月額19,800円〜 ✓ 24時間365日 ✓ 都内139店舗で通いやすい
FiT24インドアゴルフ
FiT24は24時間営業のフィットネスジムに併設された、セルフ専用のインドアゴルフです。東京都内は井草・大田千鳥・多摩ニュータウン堀之内・調布・西東京保谷町・町田忠生の6店舗です。
料金は井草店の例で、ゴルフ会員が月額13,200円(税込)。ジムも使えるジム&ゴルフ会員は16,500円です。個室打席や弾道測定器TRACKMANを備えた上位プランのある店舗もあり、料金・設備は店舗ごとに違います。
レッスンはなく、代わりにスイング診断機が置かれています。ゴルフと筋トレを1つの月額にまとめたい方には、ほかにない選択肢だと思います。無料試打はスタッフ不在の店舗ならマイページから申し込めます(18歳未満・高校生は利用不可)。
✓ ゴルフ会員 月額13,200円(店舗例) ✓ 24時間・年中無休 ✓ 無料試打あり
レッスン付き月額型:教わりながら通い放題
これからフォームを作る段階の方、我流の癖を直したい方は、レッスン付きの月額型が向いています。東京ではわたしのゴルフとゼンゴルフが代表です。
レッスン付きといっても、毎回つきっきりで教わるスタイルとは限りません。レッスンのない時間帯はセルフ練習として打席を使える施設が多く、月額の中で「教わる」と「反復する」を両方こなせます。
わたしのゴルフ
わたしのゴルフは、コーチのレッスンが通い放題で月額6,980円(税込)から、という価格が特徴です。ただしこれは平日デイタイムプランの金額で、全日プランは10,978円〜など、通える時間帯でプランが分かれています。レッスンなしで打ち放題だけの会員プランもあります。
都内は水道橋・赤坂・西新宿・目白など30店舗以上。無料体験レッスンは最短で当日受けられます。
✓ レッスン通い放題 月額6,980円〜(平日デイ) ✓ 24時間利用OK ✓ 都内30店舗以上
ゼンゴルフ(ZEN GOLF RANGE)
ゼンゴルフは都内26店舗のレッスン付きインドアです。神楽坂店の例では、レッスン会員が全日19,800円・デイ16,500円、レッスンなしのレンジ会員が全日14,300円・デイ11,000円(いずれも月額・税込)。打席の利用には別途550円/55分の打席料がかかります。この550円は会員向けの価格なので、非会員が同じ金額で打てるわけではない点に注意してください。
✓ レンジ会員 月額11,000円〜(デイ・神楽坂店の例) ✓ 都内26店舗 ✓ レッスンなしのセルフ利用も可
スコアの期限が決まっているなら:マンツーマン特化型
「3か月後のコンペまでに100を切りたい」のように期限があるなら、月額型よりマンツーマン特化型のスクール(ゴルフパフォーマンスなど)のほうが合います。回数券型で1回あたりの単価は上がりますが、練習メニューまで含めて設計してもらえます。詳しくは各スクールの評判記事にまとめているので、そちらを見てください。
都度払い・ビジターOK:会員にならずに打てる東京の施設
スマートゴルフをはじめ、大手の月額チェーンは非会員の単発利用が基本的にできません。会員にならずに打てるのは個人系のスタジオが中心で、相場は50分2,500〜3,500円ほどです。
大手が都度払いをやらないのは、月額会員で回す前提のビジネスだからです。その結果、「1回だけ打ちたい」ときの選択肢は検索してもなかなかまとまって出てきません。そこで、公式サイトで非会員の料金を確認できた6施設を表にしました。
| 施設名 | エリア | 都度払いの料金(税込) | 打席タイプ |
|---|---|---|---|
| しあわせゴルフクラブ | 飯田橋 | 50分2,500〜5,000円(曜日・部屋タイプで変動)。初回トライアル500円 | 半個室/個室 |
| RE:BIRTH GOLF STUDIO | 志村三丁目(板橋) | 25分1,500円〜/50分3,000円〜(平日基準・土日祝は割増) | 打席(1打席2名まで) |
| INDOOR GOLF GARDEN 6 ASAKUSA | 浅草 | 自主練習50分3,850円(キャンペーン価格。通常5,500円) | 個別打席 |
| GolFair | 九段下 | 1回3,465円(55分)。回数チケットで割安あり | 打席 |
| リアルゴルフ上野 | 上野 | 30分4,000円(会員登録不要) | 完全個室 |
| ダイニング&ゴルフバー59 | 神田 | 1時間3,300円(ゴルフ付きプラン) | 個室ブース |
※2026年8月13日に各公式サイトで確認した金額です。INDOOR GOLF GARDEN 6の金額はキャンペーン価格のため、終了している場合があります。ダイニング&ゴルフバー59は飲食店の中で打てるタイプなので、練習というより「まず1回打ってみたい」向きです。
都度払いが向いている人
月1〜2回しか行けない時期の練習、ラウンドや接待前の調整、それから入会前のお試しには、都度払いが合っています。1回3,300円なら月4回で13,200円と、月額セルフ型の会費と並ぶ計算です。「気づいたら毎週行っている」状態になったら、月額型への切り替えを考えるタイミングです。
六本木・赤坂エリアで都度払いなら
港区方面で都度払いの施設を探している方向けには、六本木のJOYNを別記事で詳しく紹介しています。料金体系と予約の流れはそちらを見てください。
「インドアだけでは上達しない」は本当か
ひと昔前までは、本当でした。シミュレーターの精度が低く、きちんとした球が打てているかを機械の数値で確かめられなかったからです。いまは事情が変わっていて、インドア中心の練習でも十分成立します。
この通説が生まれた理由
昔のシミュレーターは、球筋の再現が粗いものが多くありました。だから「球は外で見ないと分からない。インドアはお遊び」という感覚には、当時なりの理由があったわけです。計測技術が進んだことで、この前提のほうが変わりました。いまはクラブやボールの動きを細かく測れる機種が増え、外では見えないデータまで確認できます。
インドアには、屋外にない意外なメリットがある
インドアで打つとき、打球の行き先を目で追うことはほとんどできません。これが実は練習には好都合で、飛球線を気にしない分、スクエアに構えてボールに集中しやすくなります。打った瞬間に顔が上がるヘッドアップも起きにくいです。
屋外の練習場では逆のことが起きます。打ちたい方向が見えているぶん、そちらに気を取られて、アドレスの向きが少しずつずれる人が多いです。
それでも、屋外とラウンドは混ぜたほうがいい
インドアの利点を挙げましたが、続きがあります。コースは屋外と同じ環境なので、「方向が見えている状態でずれずに構える」練習は、最終的には屋外でしかできません。インドアで作った動きを、月1回でも屋外かラウンドで答え合わせする。この組み合わせがいちばん堅実だと思います。
シミュレーターの数値との付き合い方
「シミュレーターの数値は当てにならない」と感じる原因の多くは、機械側ではなく屋外側にあります。屋外の練習場では、自分の球がどれだけ曲がっているか、実はよく見えていないからです。
屋外の飛距離表示も、実はずれている
意外に思われるかもしれませんが、屋外の練習場の距離も正確とは限りません。練習場のボール(レンジボール)は耐久性重視で作られていて、コースで使うボールより飛びません。1割ほど落ちることもあります。しかも練習場によっては、ヤード表示を「そこのボールで打ったときの飛び」に合わせている場合があり、100ヤードの看板までの実際の距離が90ヤードほどしかないこともあります。
曲がり幅も同じです。屋外でドライバーが20〜30ヤード曲がっていても、広い練習場で見ていると、そんなに曲がっている感じがしません。ところがインドアで「15ヤード右」と数値に出ると、「こんなに曲がっているのか」と驚く。実際には、曲がっているほうが事実です。アイアンで150ヤード先のグリーンを外したら、それはもう10ヤード以上曲がっています。
シミュレーターも万能ではなく、何球かに1球、明らかにおかしい弾道が表示されることはあります。それでも「数値がコースと合わない」のではなく、「屋外では自分の球が見えていなかった」と考えたほうが、実態に近いです。
見るべき数値は、飛距離よりクラブパスとフェースの向き
画面に出た瞬間に目が行くのは飛距離とヘッドスピードで、この2つばかり見ている人が多いです。ただ、スイングを直す手がかりになるのは、クラブパス(クラブの通り道)とフェースの向きのほうです。
たとえばスライスは、クラブが外から入り、フェースが開いて当たると出ます。飛距離を眺めていても原因は分かりませんが、クラブパスとフェース向きを見れば、軌道とフェースのどちらを直せばいいかが切り分けられます。数値を見る順番を変えるだけで、同じ練習時間の中身が変わってきます。
スイング動画は「球の結果」ではなく「動きの確認」に使う
もう1つ、もったいない使い方があります。せっかくスイング動画が自動で撮れるのに、ほとんど見ない人が多いことです。
動画は、いい球が出たかどうかを確かめるものではなく、直そうとしている動きができているかを確かめるものです。クラブパスを修正しているなら、その動きになっているかを毎回見る。素振りを映して確認するのも有効です。逆に、画面の数値を良くすること自体がゲームのようになってしまうと、スイングの練習に来たはずが、数値合わせの練習になってしまいます。
東京のエリアから探す
続けられるかどうかは、施設の設備より「家か職場から通いやすいか」で決まりやすいです。主要エリアごとの施設一覧は、それぞれのエリアページにまとめています。
よくある質問
Q. 初心者がいきなり行っても大丈夫ですか?
大丈夫です。東京のインドアは個室・半個室が中心で、人目はあまり気になりません。最初は無料体験のある施設を選び、機械の操作をスタッフに教わってから始めると安心です。
Q. 混みやすい時間帯はありますか?
会社帰りの18〜20時台は予約が取りにくい施設が多いです。自分が通いたい時間帯の予約の埋まり方を、入会前に確認しておくことをおすすめします。
Q. 手ぶらで行けますか?
クラブとシューズを無料で借りられる施設が多いです。仕事帰りに寄るならレンタルの有無を公式サイトで確認しておくと確実です。
Q. 大手チェーンをビジター利用できますか?
スマートゴルフは公式FAQで会員制と明記されていて、単発利用はできません。会員にならずに打ちたい場合は、この記事で紹介した都度払いの個人系スタジオが選択肢になります。
Q. 月に何回通えば元が取れますか?
都度払いの相場を1回3,300円とすると、月13,200円のFiT24なら月4回、19,800円のスマートゴルフ通い放題なら月6回で逆転する計算です。週1回通えるなら月額のほうが得になりやすいです。
まとめ:施設のスペックより「通える場所」がいちばんの性能
東京のインドアゴルフは、月4回以上ならスマートゴルフやFiT24のような月額セルフ型、月1〜2回なら都度払い、フォームから作るならレッスン付き、の3分岐で選べば大きく外しません。
最後に1つだけ。上達を決めるのは施設の設備ではなく、練習の頻度です。どんなに高性能なシミュレーターがあっても、遠くて月1回しか行けなければ、近所で週2回打てる場所に勝てません。候補に迷ったら、いちばん通いやすい場所の無料体験から始めてみてください。
この記事を書いた人
ゴルフ歴20年・ベストスコア70。アマチュアゴルファーがうまくなるためのゴルフレッスンを配信しています。

